Q: 旦那という言葉は仏教語からきていると聞きましたが、その意味を教えて下さい。

顔画像
回答者:オニオン
更新日:2001/4/17
コーナー
コーナー
ふきだし

家庭の中に於いて、世帯主、主にご主人の呼称として、現在は「お父さん」「パパ」等々の呼び名がありますが、少し前では「旦那」という言葉が使われていたと思います。テレビの時代劇に於いても、使用人がご主人のことを「旦那様」と呼んだりしていますね。
この旦那という言葉ですが、本来は「檀那」と書いていました。「檀家」という言葉がありますが、「檀那」も同じような意味で用いられたようです。それは、寺院に物やお金を寄進してくれる信者さん、またその家のことを、寺院の側から呼ぶと、「檀那」であり「檀家」なのです。この檀那はサンスクリット語の「ダーナ」を音訳したものですが、意味は「与えること」と解説されており、「布施」と漢訳されたのです。そして中国や日本に於いては、檀家というと、布施をする人、または施主を指す言葉になったのです。そして、仏教や寺院に関係なく、御主人のことを旦那と引用するようになったと思われます。
ここで、旦那というのは、男を呼ぶときにだけ使う言葉だと思っている人も多いと思います。私もそう認識していましたが、辞典によりますと、「婢女などが、その仕える奥女中を敬って用いる語」と記しているのです。女性を旦那と呼んだ例もあるのです。

コーナー
コーナー